5年間で生き残った選手はたった2人 サウサンプトン吉田「イングランドでは常に一寸先は闇」

キャプテンマークを巻いてプレイする吉田 photo/Getty Images

サウサンプトン加入から5年間を回想

先日、所属クラブであるサウサンプトンとの契約を2020年まで延長した日本代表DF吉田麻也が、これまで同クラブで過ごした5年間を回想し、さらなる飛躍を誓った。

2012年夏に戦いの舞台をオランダからイングランドへ移し、サウサンプトンへ加入した吉田。加入初年度はリーグ戦32試合に出場し、チームの主力として活躍したが、翌2013-14は思うような出場機会を得られず。8試合の出場にとどまっていた。しかし、不屈の精神で徐々に出場機会を勝ち取ると、昨季の後半戦からは再び定位置を確保。キャプテンマークを巻いてプレイする姿も見られ、現在はチームになくてはならない存在となっている。

そんな吉田が3日に自身のブログを更新。「契約更新」と言うタイトルで次のように綴っている。
まず「話はすこーし戻って、サウサンプトンと契約を延長しました。ちょうど5年経ったところからの3年。もしもう3年いたら計8年……。なんか改めてすごい時間いるなと思いました。笑」と綴った。

そして、サウサンプトン入団時の写真とともに「ほら、最初なんてこんない可愛い」と述べつつ「本当にこの5年間はいいことも悪いこともたくさんありましたが、間違いなく言えることは、その全てが僕の血となり骨となり、もっと言うと骨髄ぐらいにもなっているんじゃないかと思います。なんと監督はその間5人もお世話になって……。最初からいたチームメイトなんて僕と同期入団のDavis君だけ。この入れ替わりこそ、いかに競争が激しいかを物語っています。同じチームに居続けることが良し悪しではなく、多くのチームメイトたちからたくさんのことを学ばさせて貰いました」と5年間を振り返っている。

ただ、吉田は「契約を延長したからといって安泰なわけではありません。これからも毎日競争は続くわけで、特に資金力のあるイングランドのチームでは常に一寸先は闇」とも述べており、「ここで満足せず、まだまだいい選手になるべく精進したいと思います!」と今後の意気込みも語った。

はたして、吉田はさらなる成長を遂げることができるのか。ロシアW杯出場が決まった日本代表のためにも、DFリーダーである彼の活躍に期待したい。

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