24日、チャンピオンズリーグの抽選会に合わせて2016-17シーズンのUEFA年間最優秀選手賞を発表し、レアル・マドリードFWクリスティアーノ・ロナウドが選ばれた。ロナウドは昨季もチャンピオンズリーグで12ゴールを記録し、チームを優勝に導いている。受賞は妥当な結果だろう。
しかし、ロナウドも32歳だ。いくら鉄人とはいえ、いつかは衰えてくる。これまで世界を支配してきたリオネル・メッシ、ロナウドの2人を誰が王の座から引きずり下ろすのかは気になるところだが、ロナウドは自身の後継者候補が6名ほどいると考えているようだ。
英『Daily Mail』によると、ロナウドは自身の王座の後継者について問われると「良い質問だね。何人か優れたポテンシャルを見てきた。アセンシオ、ネイマール、ムバッペ、デンベレ、アザール、ラッシュフォード。他にもいるよ。次の世代では少なくとも非常に優れたポテンシャルを持つ選手が最低でも10人はいる」と語っており、思いつく限りで6人の名前を挙げている。
やはり目立つのは若さだろう。マンチェスター・ユナイテッドのマーカス・ラッシュフォードは19歳、モナコのキリアム・ムバッペは18歳だ。バルセロナへの移籍が決定したウスマン・デンベレも20歳、ロナウドとチームメイトのマルコ・アセンシオも21歳、ネイマールは25歳、アザールは26歳だ。ロナウドは次の世代と口にしたが、それよりもさらに1つ下の世代と捉えることもできる。
ロナウドもアセンシオやムバッペなど自身より10歳以上若いタレントに注目しているようだが、彼らの中から世界最高の座に就く者が出るのだろうか。