パス成功数、インターセプトでフォンテら上回る吉田がなぜ”3番手”!? 二流とは呼べない存在に

ポジションを確保しても不思議はない

今季が開幕した時には、サウサンプトンのセンターバックはフィルジル・ファン・ダイクとジョゼ・フォンテが絶対的な1番手だった。しかし日本代表DF吉田麻也がヨーロッパリーグや国内カップ戦で好パフォーマンスを披露したこともあり、状況が変わりつつある。英『Daily Mail』はサウサンプトンが国内カップ戦などで”二流”の選手を起用していると伝えており、その中には吉田の名前も入っている。しかし、吉田のパフォーマンスは二流レベルとは呼べないはずだ。

英『Squawka』が紹介したデータを見ても、それは明らかだ。吉田はファン・ダイクやフォンテと比較しても決して劣っているわけではない。繋ぐことも得意としている吉田はこの3人の中で1試合平均のパス成功本数が最も多い47・4本で、ビルドアップの面でもチームに貢献。1試合平均のインターセプト数も2・8を記録し、2・67のファン・ダイク、2・12のフォンテを上回っている。

空中戦の勝率ではファン・ダイクが73・33%でトップだが、吉田はそれに次ぐ61・29%を記録。フォンテの55・93%は上回っている。デュエルの勝率ではファン・ダイクが68・75%、吉田が55・17%、フォンテは47・45%だ。サウサンプトンは退団が噂されるフォンテの代わりとなる選手を探しているが、吉田を3番手にするのはもったいないようにも感じられる。リヴァプールからDFママドゥ・サコを狙うとも言われているが、ファン・ダイクと吉田のコンビで戦っても問題はないはずだ。

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