現在欧州で最も優れたストライカーといえば、バルセロナのルイス・スアレスやユヴェントスのゴンサロ・イグアイン、マンチェスター・シティのセルヒオ・アグエロらを思い浮かべるだろう。しかし、今欧州五大リーグで最も勢いに乗っているFWは彼らではない。
現在快進撃を続けているのは、ケルンに所属するFWアントニー・モデストだ。モデストは昨季もリーグ戦で15得点を記録していたが、今季は9試合に出場してすでに11得点と絶好調だ。得点ランキングでもバイエルンのロベルト・レヴァンドフスキ、ドルトムントのピエール・エメリク・オバメヤンの得点王候補2人に4点差をつけて首位に立っている。
伊『Calciomercato』は、「モデストとは何者だ?」と見出しをつけ、現在欧州最高のストライカーだと絶賛している。モデストは現在ケルンで大迫勇也とコンビを組んでおり、大迫がモデストの得点量産をサポートしているのは間違いない。
チームも勝ち点17を稼いで5位につけており、非常に良いスタートを切ったといえる。モデストは30日のハンブルガー戦でもハットトリックを決めてチームを勝利に導いたが、元チェルシーFWディディエ・ドログバがアイドルだという男の快進撃はどこまで続くのか。