ほろ苦デビューとなった元ギリシャ代表DFに磐田・名波浩監督「ゲーム感がすこぶる足りない」

前半だけで3得点を許す

5月中旬にジュビロ磐田への加入が発表されたパパドプーロスが新天地でのデビューを果たした。

オリンピアコス(ギリシャ)やトラブゾンスポル・クラブ(トルコ)など強豪クラブでのプレイ経験を持つパパドプーロスは、5日に開催されたヤマザキナビスコカップの名古屋グランパス戦でスターティングメンバーに名を連ね、磐田でのデビューを果たす。しかし試合は27分に名古屋に先制点を許すと、37分と39分にも立て続けに失点。45分で3失点を喫し、3バックの一角として先発出場したパパドプーロスは前半のみでベンチへと下がった。磐田は後半に一点を返すが1-3で敗戦となっている。

試合後、磐田の指揮を執る名波浩監督はパパドプーロスのパフォーマンスについて、「昨季の10月、11月以来の試合だったので、ゲーム勘がすこぶる足りない」とコメント。「その証拠というのはプレイの質うんぬんよりもコミュニケーションが足りなかった。それから危険察知センサーというか、そういったものがだいぶ鈍っているのではないかなと。ボールを失った時、ブラインドでのカバーリング、この2つは特にセンサーが点滅するまでに時間を要していたと思う」と話している。同氏のコメントをJリーグ公式サイトが伝えた。
ヤマザキナビスコカップの敗退が決まった磐田だが、リーグ戦では現在10位。次節は11日にホームでFC東京と対戦する。カップ戦では散々なデビュー戦となったパパドプーロスだが、リーグ戦では本来のパフォーマンスを披露することができるだろうか。

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