バルセロナでスポーツディレクターを務めるロベルト・フェルナンデス氏が、夏の移籍市場で退団する選手や継続してチームに残る選手などの状況を会見で明らかにした。その会見ではユヴェントスやパリ・サンジェルマンへの移籍が噂されているダニエウ・アウベスについても言及している。
フェルナンデス氏はダニエウ・アウベスについて「ダニは出て行くことを決めた。個人的な決定で、我々としてはその決定を尊重する」とし、「アウベスはとても愛されている選手で、ピッチ内外での彼の振る舞いはファンタスティックだった。しかし彼の決断について、我々はそれを尊重しなくてはならない」と語り、今夏で退団することを発表した。クラブの公式サイトが伝えている。
現在33歳のダニエウ・アウベスは2008年にセビージャからバルセロナに加入。8年に渡ってクラブを支え、バルセロナでは23ものタイトルを獲得した。
そして2015-16シーズンに加入したアレイクス・ビダルについて「彼が右サイドバックの位置を務めると信頼を寄せている。だからこそ彼を補強した」と語り、右サイドバックの後釜として期待を寄せた。
またその会見では、U-21スペイン代表FWサンドロ・ラミレスも退団することと、ビジャレアルでプレイしたMFデニス・スアレスについて買い戻しオプションを行使する意向だと発表している。