2日に行われたプレミアリーグ第36節でチェルシーはトッテナムに前半で2点を奪われるが、後半に2点を奪い返してこの試合をドローに持ち込んだ。この結果、今季大躍進を遂げたレスターが奇跡のプレミアリーグ制覇を成し遂げた。
レスターの優勝が決まったあと、このスタンフォード・ブリッジでも多くの祝福の声が挙がったと英紙『Daily Mirror』が報じた。同紙によると、まずチェルシー対トッテナム戦で試合終盤にチェルシーサポーターが「This one’s for Claudio(クラウディオに捧げる)」とチャントを歌い出し、かつてチェルシーを率いたこともあるレスターの指揮官クラウディオ・ラニエリを祝福した。
さらに試合後、チェルシーのキャプテンを務めるジョン・テリーは「すべての選手はタイトルを目指して戦っているし、それは素晴らしいことだよ。レスターおめでとう。今年の彼らは見事だったよ」と賛辞を贈った。そしてこの日、同点ゴールを決めたエデン・アザールも「この試合はチェルシーにとってとても大事な試合だった。そしてレスターはチャンピオンにふさわしいチームだよ。このことはプレミアリーグにとっても良いことなんだ」と述べ、今季のレスターの実力を認めた。
今季のチェルシーは結果を残せず、チェルシーサポーターにとっては残念な年に終わってしまったが、チャントを聞く限りでは彼らにとってもレスターの偉業はとても喜ばしいことのようだ。