今季限りでマンチェスター・シティを去ることが決まっているマヌエル・ペジェグリーニは、リヴァプールとの決勝戦を制してキャピタル・ワン・カップを獲得。マンC指揮官就任後3つ目のタイトルを獲得した。これまでチャンピオンズリーグでは良い成績を残せなかったものの、ペジェグリーニはイングランド国内で非常に優秀な成績を収めてきた。
その証拠に、プレミアリーグでペジェグリーニよりも高い勝率を記録した指揮官は2人しかいない。英『Daily Mail』の紹介したデータによると、ペジェグリーニは102試合を戦って65勝17分20敗の成績を残しており、勝率は63・7%だ。
これを超えるのは65・2%のアレックス・ファーガソン、66%のジョゼ・モウリーニョだけだ。あのカルロ・アンチェロッティですらペジェグリーニよりわずかに低い63・2%で、ロベルト・マンチーニは61・7%、アーセン・ヴェンゲルは57・9%だ。
もしかすると来季から指揮を執るグアルディオラは、モウリーニョをも超えるほどの勝率を残すかもしれない。しかしペジェグリーニの手腕は評価されるべきで、地味ながらプレミアリーグの歴史に名を残す名将となっている。