今度の標的はマルシャルだ! スコールズ氏が若い才能を批判

「特別な選手とは感じない」

25日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節マンチェスター・ユナイテッド対PSVの一戦は、ここ最近マンU批判を展開しているポール・スコールズ氏にとって格好のネタとなった。負けはしなかったものの、相変わらず得点が決まらず、ヴォルフスブルクに首位の座を明け渡してしまうこととなったからだ。英紙『デイリー・メール』によると、スコールズ氏はこの試合でもマンUの攻撃を批判し、そのターゲットにFWアントニー・マルシャルを選んだ。

「彼はチャンスでシュートを外しても悩んでいるようには見えないよ。センターフォワードなら、得点のために全てを懸け、常に得点を欲さないといけない。僕には彼が特別な選手には見えないし、マンUは1月に補強に動く必要があると思う。今のチームは本当にファイナルサードでの質が欠落している。バルセロナやバイエルンを見るといい。彼らには違いを生み出せるフォワードがいるんだ」

マルシャルはこの年代では最高峰のクラスに位置する選手で、マンU加入後も結果は残している。しかしストライカーなのかサイドを主戦場とするアタッカーなのかが分かりにくく、スコールズ氏はマルシャルにストライカーに必要な得点を欲する気持ちを感じていない。
マンUはチームとしてもファイナルサードからのアイディアに乏しく、点を取りに行きたくても取れない状態だ。12月8日に行われるヴォルフスブルク戦に勝利すればグループステージ突破だが、アウェイでの難しい戦いとなる。ヴォルフスブルク戦でいきなり得点力が向上するとは考えにくく、ここでも得点が奪えないようではグループステージで姿を消す可能性も出てきた。

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