“ローマ愛”を貫いたナインゴランが契約延長「居続けることが僕の幸せ」

契約を延長したナインゴラン photo/Getty Images

インテル行きなども噂されたが……

ローマは27日、ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランとの契約を2021年6月30日まで延長したことを発表した。

現在29歳のナインゴランは、2007年にピアチェンツァでプロとしてのキャリアをスタートさせると、カリアリを経て2014年1月にローマへ移籍。加入当初からスタメンに名を連ね、初シーズンは約半年間でリーグ戦17試合に出場した。その後もチームの主力として活躍し、攻守にわたってチームになくてはならない存在に。昨季もセリエAで37試合に出場し、11ゴール7アシストを記録している。

そんなナインゴランはクラブの公式サイトを通じて「僕はこれまでも自身が何を望んでいるかを示して来た」とコメントした上で「ローマと一緒に居続けることが僕の幸せだ」と明かしている。さらに会長のジェームズ・パロッタ氏も「キャリアにおいて重要な時期にいるラジャと延長できたこと喜んでいる。昨季は世界最高のMFであることを証明しているし、欧州のビッグクラブが興味を示したことは驚きではない。ただ、別の場所へ行く機会を断り、ローマを愛してくれた。我々は彼を持てることが幸せだよ」と喜びを述べた。
昨季までローマの指揮官を務めていたルチアーノ・スパレッティ監督とともにインテル行きなどが噂されたが、ナインゴランはチーム愛を貫き留まった。新シーズンは愛するローマにタイトルをもたらすことができるのだろうか。

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