柏の“小さな巨人”が躍動 値千金のヘディング弾&猛烈プレッシングで浦和を手玉に

最後まで走りきった柏

最後まで走りきった柏

決勝点を挙げた中川(19番)photo/Getty Images

4日に明治安田生命J1リーグ第14節が行われ、柏レイソルが浦和レッズに1-0で勝利した。

同クラブを率いる下平隆宏監督はJリーグ公式ホームページのコメントで、同試合で決勝点を挙げたMF中川寛斗のプレイぶりを称えている。

「攻撃力が高い浦和さんにボールを持たれると厳しいというのはどのチームも共通しているので、その浦和さんにいかにしてボールを持たせないかを考えた結果、プレッシャーをかけ続けることを選択しました。そのなかで選手たちが、特に中川をはじめとする前線の選手たちが足を止めずに90分間相手の嫌なところでプレッシャーをかけ続けてくれました。それが今日の最大の勝因だったのではないかなと思います」
相手のパスコースを切るだけでなく、相手GK西川周作に対しても臆せずプレスをかけ、徹底的にビルドアップを封じた中川。同試合で12km以上の走行距離を記録してチームに活力を注入し続けたほか、前半アディショナルタイムにタイミング良く敵陣ペナルティエリアに侵入してヘディングシュートを叩き込むなど、攻守両面での活躍が光った。身長155cm(公称)の“小さな巨人”が、今やJ1屈指のプレッシング軍団と化した同クラブを牽引し続けるかもしれない。

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