闘犬ガットゥーゾ、方針に納得できずピサの監督を電撃辞任 「何もしないクラブを見過ごせなかった」

ケンカ別れか!?

昨季ピサをセリエBへ昇格させたジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は7月31日、クラブの監督を辞任することを発表した。

伊『calciomercato』など複数の伊メディアによると、インタビューに応じたガットゥーゾは次のように述べている。

「不適切かつ深刻な雇用問題がピサにはあり、私が仕事をする上で大きな妨げになっていた。以前から私が許容できない問題もクラブにはあったしね。いつも応援してくれているピサのファンや市民のために、私はクラブの監督を辞することを決めたんだ」
「セリエB昇格を成し遂げるというエキサイティングな経験の後だっただけに、非常に苦しい決断だったよ。でも、選手のことを考えれば必要不可欠なことだったんだ。仕事に困難なことがつきものなのはよく知っているけど、その障害を恐れないことを私は昨季の戦いで証明した。ただ、このクラブと経営陣は曖昧すぎだし、限界のラインを超えすぎている。私はこれまで何度も自分の気持ちを押し殺してきたんだからね。何もしないクラブを見過ごすことは、熱心に応援してくれているファンへの侮辱に値する。だから今回行動を起こしたんだ」

クラブを変えるために上層部と話し合いを行ったが、納得できなかったガットゥーゾは辞任を決意した。これが昇格したばかりのピサにとって、吉と出るのか凶と出るのかは、新シーズンが始まってみないとわからない。

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