[運動神経でクルマは選べ 180]BMW 4SERIES COUPE

 アスリートとしての能力が高く、それでいてイケメン。スーパースターたちだが、大事なのは基本的な能力を兼ね備えていること。自動車の世界も同様で、ただデザインが素晴らしいだけでは評価されない。実力と見た目、その2つを備えることが重要である。

 自動車のイケメン、それは2ドアクーペである。後席ドアや後席の居住スペースを犠牲にして、後方へと傾斜する美しいラインを持つ。日本車では選択肢はほぼないに等しいが、輸入車勢は相変わらずこのカテゴリーを大切にしていて、新作が定期的に登場する。最新クーペでアスリートの匂いがするモデル、それが4シリーズクーペである。

 BMWは定番モデルの車名に1や3を使い、そのモデルをベースに個性を与えたクルマに2、4などの数字を使う。4シリーズはBMWの主力モデルである4ドアサルーンの3シリーズがベースだ。自動車としての基本性能、安全性、快適性、特に運動性能が優れているのは3シリーズベースという時点で保証されている。最もライバルが多いカテゴリーにはメーカーは相当な覚悟をもって開発をするからだ。その3シリーズベースだけに4シリーズもスペックは1級である。

 エンジンは2L直列4気筒ターボ、そしてスポーツグレードであるM4クーペが積む3L 直6ターボの2種類が用意され、出力は前者が184ps、後者が387psとなる。スポーツカーのような圧倒的な数字ではないが、BMWらしく俊敏なフットワークとレスポンスの良い操作性で、スポーツ性能は高い。弱点はもちろん実用性でドア2枚のクーペスタイルは4ドアセダンには大きく劣る。しかし、2名乗車がメイン、希に後席に人を乗せる人は少なからずいるし、長距離ドライブは無理でも近場の買い物や子供が乗るなら問題ないレベルの広さになっている。その代わり、3シリーズにはない美しいプロポーションを得ているのだ。もちろん選べる人、環境は限られている。だからこそクーペモデルは昔から「贅沢品」として世の男性からあがめられている訳だ。

 さてこの4シリーズクーペに近い選手を探してみよう。ドイツ国籍、イケメン、飛び抜けた強みでなく総合力で勝負するタイプ。アーセナルGKベルント・レノあたりがピッタリだろう。


BMW 420i COUPE
寸法4775mm×1850mm×1395mm(全長×全幅×全高)/エンジン直列4気筒ターボ1998cc/最高出力:184ps(5000rpm)/最大トルク:300N・m(1350-4000pm)/価格5,770,000 問BMWカスタマーサポート■0120-269-437

文/iconic

※電子マガジンtheWORLD251号 11月15日配信の記事より転載

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