ニコ・パスの市場価値は6500万ユーロまで上昇! アルゼンチンの新星はレアルマドリードの救世主となりうるのか

ニコ・パス photo/Getty Images

来夏に名門復帰濃厚

昨シーズンにセリエAへ昇格したコモ1907は現在リーグ7位につけており、ヨーロッパリーグの出場枠争いを挑むまでに勢いをつけている。その要因としてセスク・ファブレガス監督の手腕を絶賛する声も多いが、やはりニコ・パスの存在も欠かせないだろう。驚異的なパフォーマンスをみせる21歳の今季はリーグ戦ですでに5得点5アシストを決めている。

昨夏にレアル・マドリードからわずか600万ユーロでコモに加入したアルゼンチン代表の市場価値は、『transfer markt』で現在6500万ユーロまで急上昇。来夏に約1000万ユーロの買戻し条項を持つレアル・マドリードへの復帰の可能性が濃厚とスペインメディア『AS』は見ている。

ニコ・パスはコモでトップ下のポジションでプレイしているが、身長186cmというサイズとテクニックを武器にMFでもFWでも出場できる器用さがある。また左利きであることから、右利きの攻撃的なポジションにいるキリアン・ムバッペ、ヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴらとも噛み合うことが期待できる。

今季のレアル・マドリードはムバッペが得点王を独走中にもかかわらず、ここまで首位バルセロナから勝ち点4差をつけられ2位に甘んじている状況。攻撃陣の”ポジション被り”が度々指摘されてきただけにユーティリティに活躍するニコ・パスの加入は問題解決の特効薬にもなる可能性を秘めている。

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