今季こそ“ジンクス”を打ち破り、プレミア制覇へ クリスマスを首位で迎えたアーセナルでアルテタ監督が感じる成長 「我々はすでに多くの困難を乗り越え、今そこにいるのだ」

アーセナルの指揮官アルテタ photo/Getty Images

2位シティとは2ポイント差

アーセナルの指揮官ミケル・アルテタは悲願のタイトルを目指す今シーズン、チームの成長を強く感じているようだ。

今節アーセナルはアウェイでエヴァートンと対戦した。2位のマンチェスター・シティが先に試合を行い、勝利していたため、一時は順位が入れ替わったが、アーセナルは動じることなく1-0で勝ち切った。

これでアーセナルは首位でクリスマスを迎えることになった。しかし同クラブはこれまで4回首位でクリスマスを迎えた過去があるが、いずれの年も優勝できていないという不吉なジンクスがある。アルテタ体制でも22-23シーズン、23-24シーズンと首位でクリスマスを迎えたが、タイトルを獲ることはできなかった。

5度目の正直、またアルテタにとっては3度目の正直を実現させ、今シーズンこそリーグタイトルを獲得したいところだが、アーセナル指揮官は積み上げてきたものに自信と信念を持っている。

「パフォーマンスのレベルとその一貫性は私に自信と信頼を与えてくれる。このリーグでは非常に難しいことだ。だから、そのチームは常に上位にいることを意味する。勝利のプロセスを楽しんでいるよ。難しい場所に行かなければならないし、難しい瞬間も経験するだろう。でも、我々はすでに多くの困難を乗り越え、今そこにいるのだ」(英『Sky Sports』より)

まだシーズンは前半戦だが、アーセナルのここまでのパフォーマンスはタイトルへの期待を高めている。ペップ・シティの後半戦の追い上げは脅威になると予想されるが、アーセナルは今シーズンこそ不吉なジンクスを打ち破れるか。

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