センターバックなのにガンガン攻撃へ出る194cmの巨人 ミランで意外な脅威になっているパブロビッチの攻撃参加「レオンが行くなら、君も行けと」

ローマ戦で決勝ゴールを挙げたパブロビッチ photo/Getty Images

ローマ戦でも決勝ゴール

2日にセリエA第10節でローマと対戦したミランは、ホームで1-0と勝利を収めた。決勝点を挙げたのは、3バックの一角に入っているDFストラヒニャ・パブロビッチだ。

パブロビッチは194cmのサイズを誇るレフティーの大型センターバックで、昨夏にザルツブルクから加入した選手だ。本職はセンターバックだが、DFとは思えぬほどの攻撃センスを備えている。

ローマ戦でのゴールが今季リーグ戦での2点目で、パブロビッチの積極的な攻め上がりもミランの武器の1つになっている。伊『Calciomercato』によると、パブロビッチは指揮官マッシミリアーノ・アッレグリが自由を与えてくれたことが大きいと語っている。

「僕は攻め上がるのが好きで、監督が僕を自由にさせてくれている。レオンが行くなら、君も行けとね。カウンターから得点を決められたのは嬉しいよ。セリエAは他のリーグに比べてとても難しい。戦術も豊富だし、最初の1年は簡単ではなかった。いつ走るべきか、待つべきか、1対1でどうプレイするべきか学ぶ必要があった。アッレグリ監督は僕を成長させてくれて、チーム全体も成長させてくれた。チームを去ろうなんて思ったことは一度もないよ。シーズン開始当初から、ここで達成したい目標のことだけを考えてきた。他のことは何も考えていないよ」

194cmのサイズとパワーがあるだけに、パブロビッチの攻め上がりに相手チームが手を焼くシーンも目立つ。今後もミランの攻撃オプションの1つになっていきそうで、思わぬ形でブレイクの時を迎えている。



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