リヴァプールMFアレクシス・マクアリスターの兄はベルギーで活躍中 サン・ジロワーズで過ごす充実の時「アレクシスは順調にやっているようだね」

ELでは顔を合わせている2人 photo/Getty Images

兄ケビンも今季はCLの舞台へ

リヴァプールでプレイする末っ子のアルゼンチン代表MFアレクシス・マクアリスターに話題が集中しがちだが、マクアリスター家はサッカー一家だ。三男のアレクシスには2人の兄がいて、その兄もサッカー選手だ。

その1人がベルギーのロイヤル・ユニオン・サン・ジロワーズでプレイする次男の27歳DFケビン・マクアリスターだ。

サン・ジロワーズといえば昨季までDF町田浩樹がプレイしていたクラブで、昨季は優勝プレイオフを制して90年ぶりとなるリーグ制覇を決めている。2023年から同クラブでプレイするケビンもその偉業に貢献した選手の1人なのだ。

今季はチャンピオンズリーグの戦いに参戦していて、ケビンは2023年の加入から充実の時を過ごしている。サン・ジロワーズへ加入するまでは母国アルゼンチンでプレイしていて、そこまで有名な存在だったわけではない。アルゼンチン代表のプレイ経験もゼロだ。

サン・ジロワーズはケビンのことを僅か150万ユーロで獲得しているが、この補強は両者にとってメリットの大きいものだったと言えよう。

スペイン『as』によると、ケビンもサン・ジロワーズで特別な経験が出来ていると語っていて、リヴァプールでプレイする弟のアレクシスについても次のようにコメントしている。

「昨季の優勝は信じられないものだったよ。90年ぶりの優勝、サポーターがどんな気持ちだったか想像してみてよ。クラブが最後に優勝した時に生きていた人がいるかさえ分からない。僕たちにとっては信じられないような出来事だった。クラブは長い間タイトルを狙ってきたからね。優勝決定戦の試合終了時に、全員がピッチに駆け出す瞬間が全てを物語っていると思うよ。人々が待ち望んだもの、全てがそこにある」

「アレクシスは順調にやっているようだね。ここ数週間はリヴァプールにとって良い状況ではなかったかもしれないが、リヴァプールはいつだってリヴァプールだ。必ず立ち直るだろうし、全てを手にするだろう。弟には順調に毎日を楽しんでほしい。イングランドでの2年間で素晴らしい活躍を見せ、サポーターのハートを掴んでいるしね」

2023-24シーズンには、ELの舞台で兄弟対決も実現している。アレクシスの方は後半からの出場だったため、時間にすれば僅かではあったが、それでも特別な瞬間だっただろう。いつかCLの舞台で再戦する可能性もゼロではなく、ケビンもサン・ジロワーズで良い時を過ごしている。



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