気付けば負傷離脱の合計日数は“1500日超え” またハムストリングを痛めたネイマールの2026W杯参戦は非現実的か「年齢を重ねるにつれて負傷頻度はあまりに多く」

サントスに戻っているネイマール photo/Getty Images

PSG時代から負傷が増加

この夏はフル出場するゲームも増えるなど完全復活への道を一歩ずつ進んでいたサントスFWネイマールだが、9月末には再びハムストリングを負傷。また戦列を離れることになった。

才能は誰もが認めるところだが、ネイマールはパリ・サンジェルマン時代より負傷が増加。サウジアラビアのアル・ヒラルではたった7試合しか出場しないまま退団となり、いつしか『ガラスの天才』になってしまった。

英『GIVE ME SPORT』は近年のサッカー界で負傷に悩まされてきた選手を紹介しているが、例えばアーセナルやバルセロナでプレイしたDFトーマス・ヴェルメーレンだ。ヴェルメーレンも負傷に苦しんだ時間が長く、キャリアを通して1366日も負傷離脱していた期間があった。

大きな怪我が多かった元ドイツ代表FWマルコ・ロイスは1421日、すでに現役を退いたイングランドの天才MFジャック・ウィルシャーは1470日も離脱期間があった。

そして現在離脱中のネイマールは、何と1512日、負傷回数は44回を数える。ブラジル代表として2026ワールドカップ参戦を目標にしているが、今のところ実現する可能性は高くない。キャリア最大の野望でもあったバロンドールも非現実的だ。

同メディアは「怪我が彼の没落、バロンドール受賞者になり切れなかった一因であることは間違いない。サッカー界の顔となってから277試合も負傷離脱があり、年齢を重ねるにつれて負傷頻度はあまりにも多くなっている」と現状を嘆く。

33歳はまだ中堅世代だが、もうネイマールの体はボロボロなのかもしれない。バルセロナでリオネル・メッシ、ルイス・スアレスとMSNを形成していた時の輝きは見事だったが、あれがキャリア最高の輝きとなるか。



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