またも若き逸材に投資したユナイテッド 加入合意の新星を元ユースコーチが太鼓判を押す理由

若手に投資するユナイテッド Photo/Getty Images

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最大の強みはリーダーシップ

マンチェスター・ユナイテッドが獲得に成功したと報じられているコロンビアのワンダーキッド、クリスチャン・オロスコについて、同選手のユース時代のコーチたちが、その才能と最大の強みを明かした。『UtdDistrict』が伝えている。ユナイテッドは、2018年にマイケル・キャリック氏が引退して以来、中盤の安定に苦慮しており、2026年の即戦力補強と並行して、若手への投資を続けている。

オロスコはまだ17歳であり、18歳の誕生日を迎える来年7月まで正式な移籍は完了しない見込みだ。ユナイテッドファンにとって未知数な存在だが、ユース時代のコーチであるカンポ・エリアス・サンタクルス氏と元コロンビア代表DFのアルバロ・エスコバル氏が、同選手の才能を高く評価している。

サンタクルス氏は、オロスコが「持ち前の性格とプレイスタイルで、U-15とU-17のチームで確固たる地位を築き上げている。若いながらも、練習では常にリーダーシップを発揮していた。今では彼は素晴らしい人間だと言えるだろう」と語り、その献身的な姿勢を称賛した。また、エスコバル氏も「彼はポジティブなリーダーシップスタイルを持っており、それがコロンビア代表の主将を務めることを可能にした」と述べ、オロスコの最大の強みが人間性にあることを強調した。
ユナイテッドの中盤の課題を解決するため、クラブは長期的な視点からオロスコの才能に賭けたようだ。指導者たちが口を揃えて称賛するオロスコの「リーダーシップ」は、将来的にユナイテッドのチームを牽引する上で、重要な要素となるだろう。来夏、若き才能がオールド・トラッフォードでどのようなインパクトを残すのか、楽しみに待ちたい。

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