昨季20ゴールのウッドを脅かす存在に? N・フォレストにやってきたブラジル人FWは“6試合で4ゴール”と存在感示す 「彼は間違いなく本物の脅威」

今夏フォレストに加入したイゴール・ジェズス photo/Getty Images

ELで2ゴール

昨シーズン、プレミアリーグで躍進を遂げ、最終的に7位でフィニッシュしたノッティンガム・フォレスト。

誰もが予想しなかった快進撃を見せたが、そんなフォレストで活躍した1人がクリス・ウッドだ。ウッドは昨シーズンプレミアリーグ36試合に出場し、20ゴール3アシストを記録。ブライアン・エンベウモと並び、得点ランキングで4位に輝いた。

今シーズンもここまでリーグ戦5試合で2ゴールを挙げているウッドはフォレストの攻撃を牽引する1人だが、そんな同選手の定位置を脅かす存在が出てきた。今夏ボタフォゴより加入したブラジル人FWイゴール・ジェズスだ。

24歳のジェズスはここまでプレミアリーグ4試合に出場するも、プレイタイムは45分のみと控え要員だったが、カラバオカップで2ゴールを挙げると、ELリーグフェーズ第1節のベティス戦でも2ゴールをマーク。存在感を発揮し始めている。

フォレストでもプレイ経験があり、昨季までウェストハムでプレイしていたマイケル・アントニオは英『BBC』にて「クリス・ウッドは自分の背後に気を付けなければならない」と語り、ジェズスがスタメンを奪いにくる可能性があることを示唆した。

さらにアントニオは「彼は間違いなく本物の脅威のようだ。彼は他にも何度かチャンスがあった。半端なチャンスでも、彼はそれなりにうまく決めた。動きも、ボールキープも…彼は大きく見えるし、強そうに見える」とブラジル人ストライカーを称賛している。

フォレストの指揮官がヌーノ・エスピリト・サントからアンジェ・ポステコグルーに代わったことで、今後ストライカーの序列に変化が起こる可能性は十分に考えられる。ウッドとジェズスの2人が切磋琢磨しながらポジション争いを繰り広げることはチームにとってもいいことだが、調子を上げるブラジル人ストライカーは定位置を確保できるか、楽しみだ。

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