G大阪が横浜FMに逆転勝利 神戸は4発快勝で2位浮上  J1第31節まとめ

第31節が行われた Photo/Getty Images

続きを見る

柏は広島とドロー

2025明治安田J1リーグ第31節が23日に行われた。

AFCチャンピオンズリーグ2から中5日でこの試合を迎えたガンバ大阪と、降格圏との差が1ポイントの17位横浜F・マリノスの試合。前半をスコアレスで折り返して60分、左サイドのMFジョルディ・クルークスのクロスにMF天野純が反応。相手に当たってファーへ飛んだボールを左足で合わせて横浜FMが先制する。しかしその5分後にG大阪が追いつく。FW満田誠がDF半田陸とのワンツーから仕留め、加入後初ゴールを挙げた。その後70分にFWデニス・ヒュメット、79分にMF宇佐美貴史と立て続けに得点し、試合は3−1でG大阪が勝利。4連勝で順位を1つ上げ、敗れた横浜FMは順位こそ変動はなかったが、18位の横浜FCと勝ち点が28で並んだ。

4位のヴィッセル神戸はホームで東京ヴェルディと対戦。前半10分、DF永戸勝也のグラウンダーのクロスにFW大迫勇也が反応。相手GKがつかみ損ね、こぼれ球を流し込んで神戸が先制。38分には大迫、MF井出遥也とダイレクトパスが繋がりFW宮代大聖へ。ボックス内でボールを持つとドリブルで相手DFを2 枚かわし、右足を振り抜いて2点目を決めた。後半も勢いに乗る神戸は56分、MF扇原貴宏のアーリークロスをFWエリキがうまく頭で合わせ3点目。68分には相手GKのパスミスにエリキが反応し、折り返しを宮代が決めて4点目を奪った。大量リードを奪った神戸がそのまま勝利し、勝ち点57の2位に浮上。首位鹿島アントラーズとの差は変わらず4ポイントとなっている。
そのほか、3位柏レイソルと6位サンフレッチェ広島の上位対決は激闘を見せるも0−0のドロー。前節敗れた京都サンガF.C.とリーグ戦ここ3試合勝利のない町田ゼルビアの上位対決も1−1のドロー。残留争いでは、14戦未勝利の19位湘南ベルマーレが川崎フロンターレと対戦。0-2からDF舘幸希のゴールで1点を返すも1−2で敗れた。11戦未勝利の最下位アルビレックス新潟は名古屋グランパスと対戦。ホームで是が非でも勝利が欲しかったが、スコアレスドローで12試合未勝利となっている。

【第31節試合結果】

ガンバ大阪 3-1 横浜F・マリノス
ヴィッセル神戸 4-0 東京ヴェルディ
柏レイソル 0-0 サンフレッチェ広島
京都サンガF.C. 1-1 FC町田ゼルビア
湘南ベルマーレ 1-2 川崎フロンターレ
アルビレックス新潟 0-0 名古屋グランパス
鹿島アントラーズ 1-1 セレッソ大阪
FC東京 1-0 アビスパ福岡
清水エスパルス 0-0 浦和レッズ
ファジアーノ岡山 0-0 横浜FC

【順位】

1位 鹿島(61/+20)
2位 神戸(57/+15)
3位 京都(56/+21)
4位 柏(56/+14)
5位 町田(52/+14)
6位 広島(52/+14)
7位 川崎F(51/+15)
8位 浦和(48/+7)
9位 G大阪(46/-2)
10位 C大阪(43/+3)
11位 清水(40/-3)
12位 岡山(40/-5)
13位 FC東京(40/-9)
14位 福岡(37/-5)
15位 名古屋(36/-5)
16位 東京V(35/-15)
17位 横浜FM(28/-12)
18位 横浜FC(28/-17)
19位 湘南(25/-27)
20位 新潟(21/-23)

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.309 プレミア新4強時代

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:国内サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ