覚醒した23歳MFは“1億ポンド”の価値がある選手になった? リヴァプールに欠かせぬ存在となった男をオーウェンが大絶賛 「彼は本当に才能がある。何でもできる」

昨季より欠かせぬ主力となったグラフェンベルフ photo/Getty Images

2023年夏にリヴァプールに加入

マイケル・オーウェン氏はリヴァプールでプレイするオランダ代表MFライアン・グラフェンベルフ(23)を大絶賛した。英『METRO』が報じている。

2023年夏にバイエルンから3430万ポンドとも言われる移籍金でリヴァプールにやってきた同選手。バイエルンであまり活躍できなかったことで、獲得に疑問の声もあった。加入1年目こそ途中出場が多かったが、アルネ・スロット体制に変わった昨シーズンに覚醒。今ではリヴァプールに欠かせない選手となった。

今節のマージーサイドダービーでは華麗なボレーシュートを決めただけではなく、ウーゴ・エキティケのゴールもアシスト。圧巻の活躍を見せたが、オーウェン氏は今のグラフェンベルフは1億ポンド以上の価値があると考えているようだ。

「彼は本当に才能がある。何でもできる。彼が6番のポジションにいるのが好きだが、彼を前線に押し上げても大きな影響力を発揮できるってことが分かる。ちょっとデクラン・ライスのようなものだ。彼は6番だが、前線でもプレイできる」

「今、世界を見渡して『彼よりも優れたパフォーマンスを発揮している選手は誰だろう?』と考えてみると、ほとんどそんな選手はいない。彼はここ数シーズンの掘り出し物の一人だと思う。状況によっては、彼は出場機会を得られなかったかもしれない。リヴァプールが(マルティン)スビメンディを望んだときに獲得していたら、彼は出場機会を得られなかっただろう」

「昨シーズンの開幕戦でイプスウィッチと対戦した時でさえ、皆が『今日は誰が6番をやるんだ?』と頭を悩ませていた。するとロッカールームから、グラフェンベルフがやるという情報が漏れてきた。彼はそれ以来、一度も後ろを振り返っていない。信じられないことだ」

「バイエルン・ミュンヘンは『ああ、なぜ彼を手放したのか』と頭をかしげているに違いない。なぜなら彼は何にでもなれる可能性があるからだ。もし彼が今別のチームでプレイしてたら、誰もが新たな6番として彼を狙うだろう。中盤の選手として、1億ポンド以上を提示するだろうな」

今のグラフェンベルフはフィルジル・ファン・ダイク、モハメド・サラー並にリヴァプールにとって重要な選手だ。プレミアリーグ2連覇、さらにCL制覇に向けて成長止まらぬ23歳MFの存在は欠かせないが、今シーズンの活躍からも目が離せない。


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