フォレストグリーンが“世界初のヴィーガンユニ”を発表も…… 派手すぎる豹柄にファン激怒「どうやって記憶から消すんだ」

派手なユニフォームを発表 Photo/フォレストグリーンのX(旧Twitter)より

デザインに悲鳴の声が噴出

イングランド5部のフォレストグリーン・ローヴァーズが、2025-26シーズンに向けて“完全ヴィーガン”仕様の新ユニフォームを発表した。しかし、派手すぎるデザインにファンからは「目を覆いたくなる」「記憶から消したい」といった批判が相次いでいる。『Daily Mail』が伝えている。

同クラブは『世界初のヴィーガンユニフォーム』として、植物由来の染料を使用し、100%リサイクル可能なピンク×グリーンの豹柄キットを発表。ホーム・アウェイともに2シーズン使用する予定で、毎年新デザインを購入するファンの負担軽減や、スポーツ業界が生み出す大量の繊維廃棄物への対策といった目的があるという。

ユニフォームの開発はチャリティ団体『The Vegan Society』と協力して行われ、リサイクル専門企業『Reflo』が今後再生処理を担う。クラブ会長のデイル・ヴィンス氏は「自然に着想を得た大胆なキットで、環境に貢献する。それは“素晴らしい”ことだ」と述べている。

しかし、その斬新すぎる外観が問題となった。「過去最悪だった以前のキットを超えてきた」「これはもはや“大胆”ではなく“悲惨”だ」「どうやって記憶から消すんだ」など、SNS上には辛辣な反応が溢れている。1着あたり50ポンド(約1万円)で販売される予定だが、購買意欲を削がれているファンも少なくない。

フォレストグリーンは2015年に“世界初のヴィーガンクラブ”として認定され、2011年からは本拠地「ニュー・ローン・スタジアム」での肉類提供を禁止。カーボンニュートラル達成でも知られるが、近年は2022年の3部昇格を最後に2年連続で降格し、現在は5部で2年目のシーズンを迎える。

新監督ロビー・サヴェージのもとで再浮上を狙うが、肝心のユニフォームは“サステナブル”である以前に、“ファッショナブル”であったかどうかが問われている。

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