PK失敗はゴールキックに!? 来年のW杯に向けPKに関する抜本的なルール変更の可能性高まる

PKに関するルール変更の影響は大きいはずだ Photo/Getty Images

PKのリバウンドは攻撃側に有利だ

ペナルティキックに関する抜本的なルール変更が検討されていると『THE Sun』が伝えている。

これは今季のリーグ戦ではなく、来年のW杯に関わるもののようだ。キックをセーブされた場合に攻撃側がリバウンドを拾うことを禁止する案への支持が高まっていると同紙は伝えている。現ルールではリバウンドを拾うことで、攻撃側がはるかに優位な立場に立つことができる。これは「不公平なアドバンテージ」だとする意見が多くなっているようだ。検討されている新ルールでは、キックをセーブされた場合にはゴールキックから試合を再開することになるという。

また、PKのリバウンドをなくすことで、選手がフライングでペナルティエリアに入ってしまうというケース、およびこれに関する論争をなくすことができる。

またPK以外では、VAR介入の範囲拡大も検討されているようだ。2枚目のイエローカードによる不当な退場の防止、コーナーキックで「明らかなミス」があった場合の判定など、新たな状況でビデオ判定を導入することができるようになる可能性があるという。

来年のW杯は参加チームが48に拡大され、より迅速で正確な判定が重要となる。ルール変更に関しては国際サッカー連盟理事会(IFAB)の承認が必要だが、試合を中断するような余計な遅延はあってはならないと同組織は考えており、変更するならば「数秒で行える決定」のみが考慮されるという。

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