無理な手術のせいで選手キャリアを壊された…… 元マンUFWが医師を訴える

ウルブズでプレイしていたエバンクス・ブレイク氏 Photo/Getty Images

2013年に大怪我を負った

マンチェスター・ユナイテッドの下部組織育ちで、プリマス・アーガイルやウォルバーハンプトンでプレイした元FWシルヴァン・エバンクス・ブレイク氏が、かつて自身の足を手術した医師を訴えた。『THE Sun』が伝えている。

同氏はウルブズでプレイしていた2013年に足を骨折。手術を行ったのだが、結果的にこの手術が同氏のキャリアを終わらせてしまったとして700万ポンドの損害賠償を求め訴訟を起こした。

現在39歳のエバンクス・ブレイク氏は、担当外科医のジェイムズ・カルダー氏が足首に「不必要」で「破壊的」な手術を施したと主張している。弁護士はロンドン高等法院で「壊れていないなら、治す必要はない」と主張したという。

一方、カルダー医師側の弁護士はエバンクス・ブレイク氏が医師の能力を過大評価しており、回復について過度に楽観的な見方をしていたと主張。原告のキャリアを縮めるどころか、深刻な負傷を負ったプロ選手のキャリアを永らえさせたとの見方だ。

2008年にはチャンピオンシップ得点王の座も手にしたエバンクス・ブレイク氏。2013年にウルブズを去ったあとはイプスウィッチ・タウン、プレストン・ノースエンド、チェスターフィールド・タウンなどを転々とし、上昇気流を描けぬまま2018年に引退している。

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