ミラノ・ダービーでほぼ喧嘩だったダンフリースVSテオの攻防 ダンフリースは「一緒にお酒を飲むとしても、2人が引退してから」

揉めるテオ(左)&ダンフリース(中央)と、それを止めるトモリ(右) photo/Getty Images

エルナンデスが移籍ならこのバトルは今季限りに

今夏にサウジアラビアのアル・ヒラルへ向かう可能性が浮上しているミランDFテオ・エルナンデス。

そんなエルナンデスとミラノ・ダービーで何度も激しいバトルを繰り広げてきたのがインテルDFデンゼル・ダンフリースだ。右ウイングバックのダンフリースと、左サイドバックに入るエルナンデスはサイドでマッチアップする関係にあり、過去のダービーでは何度か喧嘩とも言えるトラブルに発展している。

エルナンデスがミランを離れるならば、ダービーでの2人の直接対決も終わることになる。サポーターの中には、あの激しいマッチアップが見られなくなることを残念に思う人もいるだろう。

伊『Gazzetta dello Sport』によると、ダンフリースもエルナンデスとのバトルを楽しんできたと振り返っていて、いつか落ち着いて2人で話し合えたらとメッセージを送っている。

「素晴らしい戦いだった。楽しくてエキサイティングなライバル関係だよ。サポーターと同じように、僕たちも楽しんできた。あれもゲームの一部だからね。ただ、一緒にお酒を飲むとしても、2人が引退してからにしようか」

いつかは笑って話せるだろうが、今はバチバチのライバル関係だ。近年のサッカー界ではここまで激しいバトルも少なくなっており、ダンフリースとエルナンデスのライバル関係が終わってしまうのは少々寂しいものがある。

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