数的不利も関係なし!レアル・マドリードがパチューカ相手に3発快勝!CWCグループリーグ第2戦

ゴールを喜ぶレアルの選手達 photo/Getty Images

地力を見せつけての勝利

22日(現地時間)、FIFAクラブワールドカップのグループステージH組第2節でレアル・マドリードはパチューカと対戦し、3-1で勝利した。

アル・ヒラルとの初戦が1-1の引き分けに終わり、決勝トーナメント進出に向けてこの試合では勝利が絶対に必要だったレアルだが、序盤の7分にレアル守備陣の背後に抜け出したパチューカのサロモン・ロンドンをラウール・アセンシオがファウルで倒してしまい、これを反則による決定機阻止であるとして主審はレッドカードを提示。レアルは80分近くを一人少ない状況で戦うという苦しい状況に追い込まれた。

しかし、その数的不利な状況でもレアルはボールを保持してパチューカを押し込め、ゴールを奪う。

35分、左サイドから背後に抜け出したファン・ガルシアがゴール前にグラウンダーの折り返しを供給し、これをゴール前に走り込んできたジュード・ベリンガムが受けて左足を振り抜いて先制点をあげると、43分にもトレント・アレクサンダー・アーノルドの右からの折り返しをゴール前にいたゴンサロ・ガルシアが後方から走り込んできたアルダ・ギュレルに落とし、これをギュレルが右足でゴールに流し込んで追加点を記録。レアルが2点リードで前半を折り返す。

後半に入るとレアルは守備のブロックを自陣に敷き、意図的にパチューカを引き込んでからのカウンター狙いに切り替える。そして、その形が70分に実現する。

自陣でボールを奪った後、ディーン・ハイセンのスルーパスに反応したヴィニシウス・ジュニオールが左サイドから相手守備陣の背後に抜け出す。ボールはその後フェデリコ・バルベルデを経由して右サイドのブラヒム・ディアスにわたり、ディアスがゴール前に入れた浮き球のパスをバルベルデが右足で押し込み決定的な3点目をチームにもたらした。

パチューカは80分にエリアス・モンティエルのペナルティエリア外からのシュートで1点を返すが、反撃もここまで。レアルが3-1でパチューカを下し、今大会初勝利をあげた。

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