FAIカップ制覇のアイルランドクラブにまさかの悲劇 カンファレンスリーグからの除外が決定

複数クラブ所有に関する規定に抵触 Photo/Getty Images

ヨーロッパ挑戦の夢が潰える

クラブの大株主であるトリヴェラ・グループによる複数クラブ保有が問題視され、アイルランドのドロヘダ・ユナイテッドがUEFAカンファレンスリーグから除外処分を受けた。クラブがスポーツ仲裁裁判所(CAS)に異議を申し立てたものの、訴えは退けられたという。

トリヴェラ・グループはデンマークのシルケボーIFにも支配的な出資を行っており、同クラブがカンファレンスリーグ出場権を得ていたことで問題が生じたようだ。UEFAの規定では、同一資本が複数クラブを所有する場合、それらが同一大会に出場することは認められておらず、このルールに抵触したため除外となった。

今季の欧州カップ戦出場権を得たドロヘダにとっては痛恨の除外処分となり、クラブ側は「サッカー界全体からの支持にもかかわらず、判決は私たちに味方しなかった」とコメントしている。

UEFAは近年、資本関係による競技の公平性への影響を厳しく取り締まっており、本件はその姿勢を如実に示す結果となった。

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