ナポリが揺れる“4500万ポンド”の2択 ペップが外した元主力とマンUの逸材が候補に

去就不透明なガルナチョ Photo/Getty Images

難しい選択

ナポリが、ジャック・グリーリッシュとアレハンドロ・ガルナチョのいずれかを今夏の補強ターゲットとして検討している。『The Sun』によれば、ナポリは両選手に対して総額4500万ポンドまでの予算を準備しているが、獲得するのはどちらか一人のみと明言しているという。

ガルナチョに対してはマンチェスター・ユナイテッドが7000万ポンドの評価額を設定しているが、現時点で正式なオファーは届いていない。対するマンチェスター・シティは、昨年クラブW杯のメンバーから外したグリーリッシュの放出に前向きであり、約4500万ポンドでの売却を受け入れる構えだとされている。

ナポリとしては、グリーリッシュをシティ時代のようにケヴィン・デ・ブライネと再び共演させたいという想いがあるようだ。デ・ブライネは、ナポリと2年契約を結んだばかりであり、新たなプロジェクトの象徴的存在として期待されている。

一方で、ガルナチョは20歳という若さを武器に“将来的な投資”として魅力がある存在だ。ナポリは即戦力のグリーリッシュか、将来性のあるガルナチョかという難しい選択を迫られている。

なお、グリーリッシュについてはトッテナム・ホットスパーやエヴァートン、さらには古巣アストン・ヴィラ復帰の可能性も噂されているが、週給30万ポンドという高額給与が移籍の障壁となっており、プレミア勢からの正式オファーは見込めない状況だ。そのため、イングランド国内での移籍はローンに限られる可能性が高いと見られている。

クラブを去ることが決定的となっている2人が今後に向けてどのような決断を下すのか、注目が集まる。

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