松井氏とイチロー氏が野球ゲーム公式チャンネルで対談 「真っ直ぐ待ってたら絶対に当たらない」と手を焼いたフォークを投げるレジェンド投手が明らかに

ヤンキースのファンの声援に応える松井秀喜氏 photo/Getty Images

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興味深い逸話だらけ

巨人やニューヨーク・ヤンキースで活躍した松井秀喜氏がYouTubeチャンネル「パワプロ・プロスピ公式チャンネル」に出演。その動画内で松井氏は、NPBの各球団のレジェンドを一人ずつ選出し、モバイルゲーム「プロ野球スピリッツA」に登場する「2025 OB松井秀喜セレクション」を発表した。

途中、シアトル・マリナーズ会長付き特別補佐のイチロー氏がサプライズで登場。松井氏が選出したレジェンドたちとの思い出を二人で語り合う展開となった。

その中で、ロッテからはマサカリ投法で有名な村田兆治氏が選ばれた。松井氏は実際に対戦経験はないものの、豪速球とフォークが特徴的な村田氏と対峙した場合、どのようなイメージで打席に立つかと問われると「ストレート一本だと思いますけどね。フォークどんなものなのか打席に立ってみないとわからないですけど、真っすぐ待ちながら対応できるフォークなのかどうか」と語った。
するとイチロー氏が「真っすぐ待って対応できない変化球ってあるじゃん。その場合はどうする?」と松井氏に質問。それに対し、たまに変化球に的を絞ることを明かすと「たとえば佐々木さんのフォーク。やっぱり、真っすぐ待っていては打てなかったですから」と回顧。そして「だからもう、むしろ高めの真っすぐを待って、イメージ的にそこから落ちてくるフォークは打ちに行くっていう。高め振っちゃったらしょうがないみたいな感じでいきましたけどね」と対応策を説明した。

一方、イチロー氏はその松井氏の考えに「面白いね、そのアプローチ」と反応すると「僕は絶対にその場合はフォーク待ち」と対応できない変化球の場合は、その球種に狙いを定めると言及。さらに「しかも低い所のフォークを待つ。野茂さんもそう」と近鉄やロサンゼルス・ドジャースで活躍した偉大な投手を挙げ「真っすぐ待ってたら、絶対に当たらない」と話した。

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