「10番」で主将も務めた久保建英をバスク地元紙称賛 「多くの人が10番を背負い続けてほしいと願っている」

「10」とキャプテンマークをまとった久保 Photo/Getty Images

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10番が似合う選手になった

W杯最終予選、日本代表はインドネシア代表を6-0と退け、最終戦を大勝で飾った。

この試合で背番号「10」を背負い、キャプテンマークを巻いたのはMF久保建英だ。チームキャプテンである遠藤航も先発していたが、この日はゲームキャプテンが久保に託された。森保一監督は久保の招集理由について、「リーダーを務めてもらいたかった」という旨の発言をしている。久保にこれからの日本代表を背負ってもらいたいという想いが腕章と背番号10に表れていたのだろう。久保は1ゴール2アシストを記録し、見事に期待に応えてみせた。

レアル・ソシエダのホームタウンであるサン・セバスティアンの地元紙『noticas de Gipuzkoa』は、10番を背負った久保は「輝かしい活躍を見せた」と称賛した。
「久保は守備面でも目立った貢献を果たし、1ゴール2アシストと背番号10、そしてチームのキャプテンとして申し分のないパフォーマンスを見せた」

「実際には、このチームには不在選手が目立っている。日本は予選通過を果たしたので出場する意味がなく、監督が彼らを休ませたからだ。その1人が堂安律だ。彼がいつも10番を背負っているが、タケが(今回)10番を背負っていたのはそのためだ。多くの人が彼に10番の背番号を背負い続けてほしいと願っている」

久保は試合後のインタビューで「来季は2桁ゴールを目指したい」とも語った。すっかり10番が似合う選手になった久保。実際には20番だが、チームの中心として本大会でも勝利に導く活躍を見せられるか、期待が高まる活躍だった。



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