重岡銀次朗、タドゥランにリベンジ果たせず判定負け 試合後、意識失い「吐き気があり病院に運ばれた」と陣営が様子を語る

無念の判定負けを喫した重岡銀次朗 (写真:本人インスタグラムより)

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心配される容態

亀田興毅氏がプロモーターを務めるプロボクシング興行「3150×LUSHBOMU vol.6」が24日、インテックス大阪で行われ、セミファイナルのIBF世界ミニマム級タイトルマッチを戦った前王者で挑戦者の重岡銀次朗が、試合後に救急搬送される事態となった。

王者のペドロ・タドゥランにリベンジを誓ったこの一戦。前回の反省を活かし、ガードを徹底し互角の打ち合いを演じた重岡だったが、12回を戦い抜き1-2で判定負けを喫した。

判定の結果を待つ際、両目を閉じていた重岡は、敗れたことを知ると呆然とした様子でコーナーに戻ると、椅子に座り、セコンド陣から声をかけられるものの意識がもうろうとして脱力状態となった。すぐに担架が呼ばれて、重岡を乗せると会場からそのまま病院へと緊急搬送された。
所属ジムの渡辺均会長はそんな状態になるまで必死に努力した重岡に対し「ポイント的には銀次朗のボクシングはできて
いた」と褒めつつも「向こうはよく研究していた」と厳しい結果を受け入れ、病院へ向かった。

また町田主計トレーナーは、重岡の様子について「判定を聞いてから、意識が遠くなった。吐き気があり、病院に運ばれた」と明かした。

重岡のその後の容態が心配される。続報を待ちたい。

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