前田大然はアストン・ヴィラのサッカーにも合う エメリのシステムにフィットすると獲得をプッシュする声も「ヴィラにとって確実な補強となる」

セルティックで活躍する前田 photo/Getty Images

イングランド方面からの関心の声は続く

今季セルティックで33ゴール12アシストと圧巻の成績を残してきた日本代表FW前田大然。これだけの成績となれば、5大リーグのクラブが関心を示すのも頷ける。

最近はイングランド・プレミアリーグのクラブからの関心も噂されているが、英『Aston Villa News』もアストン・ヴィラに前田の獲得をプッシュしている。

前田の場合は今季証明した得点力に加え、爆発的な運動量とスピードがある。これは全ての中堅クラブが欲しがる武器であり、ウナイ・エメリ率いる今のアストン・ヴィラに合っていると考えられているのだ。

「前田はその並外れたパフォーマンス、サイドと中央をこなせる点から、エメリのシステムに完璧に合っており、ヴィラにとって確実な補強となるはずだ。彼のスピード、運動量は、特にCLでの上位進出を目指すヴィラに戦術的柔軟性をもたらす。推定2000〜2500万ポンドとされる評価額も、前田の実力を考えれば悪くないコストであり、スコットランドでの実績やCLでの経験値を考えれば妥当だ。彼の執拗なプレス、適応力はヴィラのダイナミックなスタイルに適合し、ワトキンスらと共に攻撃に厚みをもたらすことになるはずだ。クラブがラッシュフォードを完全移籍で獲得できないならば、エメリは前田のような選手を本格的に探すことになるはずだ」

アストン・ヴィラはリーグでも6位につけ、今季はCLでもベスト8に入るなど、エメリの下で力をつけているチームだ。前田にとっても悪くない選択肢であり、理想に近い環境と言えるのではないだろうか。

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