J1新潟のボランチ秋山裕紀が海外移籍へ クラブがチーム離脱を発表、新天地については正式決定後に報知

海外移籍が決定した秋山 photo/Getty Images

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主力として活躍

アルビレックス新潟は13日、MF秋山裕紀が海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のためのチーム離脱を発表した。

その秋山は2019年に前橋育英高から新潟に加入後、J3の沼津や鹿児島でもプレイ。2022年に新潟に復帰すると頭角を現し、ボランチとして活躍してきた。

今季はJ1で15試合に出場。途中5月に虫垂炎で一時離脱したものの、攻守に渡りチームに貢献してきた。

秋山はクラブを通じてコメントを発表。以下の通り綴った。

「このたび、海外移籍に向けてチームを離脱することになりました。プロサッカー選手になるという僕の夢を叶えてくれたこの大好きなクラブとのお別れが、ついにやってきたかというのが、今の正直な気持ちです。幼い頃からずっと夢見ていた「プロサッカー選手になって、海外で活躍する」という大きな目標へのチャンスをいただき、海外で挑戦することを決断しました。現在のこのような順位の中、シーズン途中にチームを抜けることになってしまい、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。しかし、アルビレックス新潟は必ず残留できると信じています。2回の育成型期限付き移籍期間はありましたが、高校卒業後に加入してから6年半もの間、皆さんがホームでもアウェイでもつくり上げてくださった最高の雰囲気の中、6番を掲げてずっと応援してくださった方々と共に、これまで戦ってこられたことをとても誇りに思っています。アルビレックス新潟を通して出会えたすべての方々のおかげで、今の自分があります。ここまでの道のりで決して楽なことはありませんでしたが、周りの方々に恵まれ、走り続けることができました。お世話になった方々へ直接のご挨拶はできませんでしたが、みなさんへの感謝の気持ちを忘れずに、これからのサッカー人生も全力で挑み続けていきたいと思います。海外から自分の活躍を皆さんに届けられるように、精一杯努力します。どんな時も優しく包み込んでくれた温かいこの街が、これからも変わらず大好きです。6年半、本当にありがとうございました。行ってきます!」


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