香川真司とソン・フンミンの共演もあり得た!? クロップがドルトムント時代に“獲得しなかったことを後悔した”3選手を明かす 「なんてことだ、お前は本当にバカだった!」

ドルトムント時代のクロップ氏 Photo/Getty Images

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マネ、ソン・フンミンとデ・ブライネ

ドルトムントやリヴァプールを率い、現在はレッドブルグループのグローバルサッカー部門責任者となったユルゲン・クロップ氏が、ドルトムント監督時代に獲得せず後悔した選手が3人いると語った。南アフリカのケープタウンで行われた慈善イベントのなかで語っている。英『Daily Mail』が伝えた。

「観客の中にはドルトムントのファンが数人いるようです。サディオ・マネをドルトムントに連れてこなかったことをお詫びします」とクロップ氏は語った。彼はドルトムント時代に獲得できなかった最初のスターだったようだ。当時サウサンプトンに所属しており、のちにリヴァプールでクロップ氏が指導することになるマネだが、クロップ氏はリヴァプールに連れてきたとき「なんてことだ。3年前ならもっと安く手に入れられたのに、この金額は大金だ」と思ったという。

ハンブルガーSVで頭角を現したばかりのソン・フンミンとの契約も逃したと語った。その後ソンはレヴァークーゼンに加入し、プレミアリーグのトッテナムに渡る。ドルトムント時代も、リヴァプール時代もクロップ氏に立ち塞がる難敵となった。「当時ソンはハンブルクでプレイしていたが、私は彼と契約しなかった。なぜしなかったのかすら覚えていない。プレミアリーグで彼を見て、ただこう思った。『なんてことだ。お前は本当にバカだったんだ!』とね」
3人目、最後の後悔はケビン・デ・ブライネだ。デ・ブライネはチェルシーで出場機会を失い、ヴォルフスブルクに移籍してきた。「ドルトムントファンの皆さんにもう一度言いたい。我々はケビン・デ・ブライネとの契約に非常に近づいていたんだ」と彼は語った。

「そのあと、彼はヴォルフスブルクと(ドルトムント)のカップ戦で我々を倒した。二重の敗北だ」

デ・ブライネもまた、マンチェスター・シティの中心選手として幾度もクロップ氏の前に立ち塞がった。

もしかしたら、ドルトムントで香川真司とソン・フンミンの共演などが実現していたかもしれなかったわけだ。クロップ氏はモハメド・サラーやロベルト・レヴァンドフスキ、フィルジル・ファン・ダイクなど数々の名選手を指導してきたが、獲得できなかったことを悔やむほど評価する選手はまだまだいたようだ。


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