レアル・マドリード移籍かリヴァプール残留か 去就に揺れるA・アーノルドが自身の方針を明言 「トロフィーを獲りたい」

リヴァプールでプレイするA・アーノルド photo/Getty Images

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スター流出の危機

今夏のレアル・マドリードにおけるビッグディールと言えば、キリアン・ムバッペとエンドリックの獲得だろう。まさに銀河系軍団と言える陣容を揃えているレアル・マドリードだが、来夏には更にトレント・アレクサンダー・アーノルドをフリーで獲得することが噂されている。

2004年の6歳の頃からリヴァプールに所属してきたA・アーノルドはこれまで不動の右サイドバックとして活躍し、チームの黄金期を支えてきた。しかしながら、自身の契約が来季で切れることや名将ユルゲン・クロップの退任が重なったことでA・アーノルドはキャリアの岐路に立たされている。

ディフェンダーとしての実力もさることながら、中盤もこなせるマルチな才能をもつA・アーノルドは他のビッグクラブからも関心を集めており、特にレアル・マドリードへの移籍話はこれまで盛んにおこなわれてきた。
その中で、プレミアリーグ第5節のボーンマス戦を3-0でリヴァプールが勝利した後、A・アーノルドは自身のキャリアの今後について「最も重要なのはトロフィーだ」とインタビューで打ち明けた。

「僕はトロフィーを獲りたいんだ。試合に勝つこと、エリートであることに強いモチベーションを感じる選手なんだ。 それが何事においても一番の要因だろう。 エリートで、勝利を望み、勝利のためなら何でもするような性格の持ち主であれば、それがそういった選手の原動力となる」

「今季はリヴァプールの選手でい続けたい。それが僕の言いたいことだ」

ユルゲン・クロップ前監督による黄金期が終わり、アルネ・スロット新監督によるリヴァプールの新時代が始まろうとしている最中だが、A・アーノルドに限らず、モハメド・サラーといったスター選手達に移籍の噂が絶えないのが現状となっている。新たなサイクルが始まったばかりのチームだが、リヴァプールにとって今季の成績がスター選手を引き留められるかどうかのターニングポイントとなるのかもしれない。

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