なぜフォーデンはFWA年間最優秀選手賞を受賞できた? 投票した英記者が絶賛する “一貫した卓越性”

今季のフォーデンは止められない photo/Getty Images

24ゴール10アシスト

イングランド国内のフットボール記者協会(FWA)の年間最優秀選手賞を受賞したマンチェスター・シティのフィル・フォーデン。800人以上のFWA会員が参加した投票で、全投票数の42%を獲得し、他を圧倒してトップに立った。

デクラン・ライスやロドリ、コール・パルマーなど他にも今季素晴らしい活躍を見せる選手がたくさんいたが、英『Sky Sports』の記者であるアダム・ベイト氏はフォーデンへの投票を決断した大きな要因として「一貫した卓越性」を挙げて絶賛している。

今季フォーデンはここまで公式戦48試合に出場し24ゴール10アシストをマーク。さらに同選手はシティの月間最優秀選手候補3名に9回中8回選ばれているという。ここからもフォーデンが素晴らしいシーズンを送っているのがわかるが、同氏が注目している点は他にも2つある。
1つ目はストライカー、司令塔不在の中でも輝き続けた点だ。今季のシティはアーリング・ハーランドとケビン・デ・ブライネを欠く試合も少なくなかった。昨季のプレミア得点王とアシスト王が不在の中でもフォーデンは結果を残した。ここまでプレミアリーグでは16ゴールをマークしているが、そのうち7ゴールはハーランド不在の試合だったという。ハットトリックを記録した第31節のアストン・ヴィラ戦のように個で試合を決められる力をつけている。

2つ目はどのポジションでも結果を残す一貫性を称賛している。デ・ブライネ不在時のシーズン前半戦は中央でのプレイが多かったが、同選手復帰後は右ウイングや左ウイングなど試合によってポジションを変えている。偽9番としてCFにも入ることができるフォーデンだが、どのポジションでも存在感は圧倒的。今季キャリア最多のリーグ戦出場時間を記録していることからもわかるように、どのポジションでもペップ・グアルディオラが求めるクオリティを発揮できる選手となった。これまではドリブルのイメージが強かったフォーデンだが、ゲームメイクやチャンス演出など現在任されるタスクは多岐にわたる。プレイスタイルの柔軟性も今季のフォーデンを語る上では欠かせない。

主力選手不在やポジション変更にも関わらず、一貫してハイクオリティなパフォーマンスを見せ続けているフォーデン。同氏は「この賞の受賞者にふさわしい人物」と称賛しながらも、「フォーデンの旅はまだ終わっていない」と綴り、シティアカデミー最高傑作のさらなる成長に期待を寄せている。


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