「集中力の欠如、メンタリティの弱さ……」 ユナイテッドはなぜ同じ過ちを繰り返すのか?  CL出場権の獲得は絶望的に

CL出場圏とは勝ち点差が開いてしまっている photo/Getty Images

次節リヴァプール戦は再び“奇跡”が必要か

4日に行われたプレミアリーグ第31節、マンチェスター・ユナイテッドはアウェイでチェルシーと対戦。後半アディショナルタイムに逆転を許し、3-4で敗れた。

ユナイテッドの“悪い癖”は直らない。後半アディショナルタイムの失点は前節ブレントフォード戦に続き2試合連続だ。4失点目を喫した場面では、MFコール・パルマーに誰も寄せにいくことができず、フリーでシュートを打たれてしまった。英『90 MIN』は、ユナイテッドの弱点を挙げて厳しく批判した。

「集中力の欠如、メンタリティの弱さ、セットプレイの守備不能、存在感のない中盤が失点を招いている。選手たちの問題なのか、(エリック・)テン・ハーグの問題なのか、おそらくその両方だろう。驚くほど貧弱な多くの特徴が前節でも明白に見られていた」
リーグ戦12敗目を喫したユナイテッド。チャンピオンズリーグ出場権の獲得は難しくなったと言わざるを得ないだろう。ユナイテッドは次節、FAカップ準々決勝で延長戦の末、4-3で下したリヴァプールを再びオールド・トラッフォードに迎えるが、同メディアはユナイテッドには“奇跡”が必要だと述べている。

「前回リヴァプールがオールド・トラッフォードを訪れた時には、テン・ハーグは奇跡を起こした。日曜日には再び奇跡が必要だが、ミスを繰り返すユナイテッドと違って、リヴァプールが同じ過ちを繰り返すとは考えにくい」

ユナイテッドにとって致命的なのは、問題に対して改善の兆しが見えてこないことだ。ユナイテッドに残されたリーグ戦は残り8試合。CL出場権の獲得は絶望的とはいえ、テン・ハーグは残る試合で何か成果を残さなければならないだろう。

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