ロジャーズ・セルティックとは手腕に差がある? 《22戦19勝》と圧巻の成績でレンジャーズを立て直したクレメントの実力

レンジャーズを指揮するクレメント photo/Getty Images

7日に首位攻防戦

今月7日、スコットランド国内リーグでは2位レンジャーズVS首位セルティックの直接対決が行われる。現在レンジャーズが1試合消化が少ない状態で、両チームの勝ち点差は僅か1ポイント。スコットランドを代表するライバル対決ということもあり、今回の直接対決はかなりピリピリしたものとなるだろう。

その直接対決を前に、地元紙『Daily Record』は10月よりレンジャーズを指揮するフィリップ・クレメントの手腕にスポットを当てている。

今季開幕当初のレンジャーズは決して好調とは言えず、開幕節からキルマーノックに敗れた。第4節ではセルティック、第7節ではアバディーンにも敗れていて、今季も王者セルティックが独走するかに思われた。
流れが変わったのは、10月初めに指揮官マイケル・ビールを解任したところからだ。後任にはクレメントが就任し、ここまでクレメントはリーグ戦22試合を指揮して19勝1分2敗と見事な成績を残している。セルティック指揮官ブレンダン・ロジャーズの采配が疑問視される中、クレメントはレンジャーズを早期に立て直してみせたのだ。

ベルギー人指揮官のクレメントは過去にヘンク、クラブ・ブルージュでベルギー国内リーグを制している。同メディアも上手く実績ある指揮官を招聘したとレンジャーズの素早い動きを称えていて、レンジャーズでもすでに今季のリーグカップを制している。

ヨーロッパリーグでも決勝トーナメント1回戦でポルトガルの強豪ベンフィカと2戦合計2-3とギリギリの戦いを演じており、ここまでの仕事ぶりは見事と言うしかない。

今回の直接対決はホームのアイブロックス・スタジアムで行われる予定で、これもレンジャーズにとってはプラスだ。連覇を狙うセルティックにとってはかなり難しい戦いとなるだろう。

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