「ロマーリオのようなところがある」 ブラジル代表に勝利をもたらした17歳の怪物FWを元代表OBたちが称賛

途中出場で大仕事をやってのけた photo/Getty Images

出場から9分で得点

親善試合でイングランド代表と対戦したブラジル代表。この試合の決勝ゴールを決めたのが17歳のFWエンドリックだ。

この試合71分にロドリゴに代わって投入された17歳が交代早々に結果を残す。80分、ディフェンスラインの裏に抜け出したFWヴィニシウスのシュートのこぼれ球に反応し、無人のゴールに決勝点を決めた。このゴールの他にも後半終了間際に決定機を迎えるなど、EURO2024の優勝候補の1つとして考えられているイングランドを相手に堂々たるプレイを見せた。

ブラジルの未来のスター候補であるエンドリックはすでにレアル・マドリードへの加入が内定しており、18歳となった7月に合流予定だ。そんななか、ブラジル代表では1994年のロナウド氏以来の年少記録となったゴールを決めたエンドリクを元イングランド代表のジョー・コール氏も絶賛している。
「彼はロマーリオのようなところがあると思う。体型、ボールの収め方とかね。そして、その喜びの表情。クラブでも代表でもウェンブリーで得点した史上最年少選手になった。傑出している」(英『BBC』)より

さらに元アーセナルでブラジル代表だったジウベルト・シウバ氏も同選手について、「彼にとってこれ以上ない最高のスタートだ。彼は出場して素晴らしいプレイを見せてくれた」と称賛。さらに続けて、「しかし、ブラジルにとってこの試合はチャンスをものにしなければならない試合だった。これはチームにとっても、監督にとっても大きな意味を持つ」と、試合に勝利したブラジル代表へも称賛を送っている。

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