アーセナルを待ち受ける“地獄の6週間” 乗り越えなければならないスケジュールの壁

サカにも疲労が蓄積するなか、超過密な日程を迎える photo/Getty Images

真のトップクラブなら避けて通れぬ

4月1日(日本時間)にマンチェスター・シティとの大一番を控えるアーセナル。現在はインターナショナルマッチウィークでどのクラブの試合も行われないが、アーセナルはチェルシーとの一戦がFAカップ開催の影響で延期になったため、3月13日のポルト戦から実戦を行っていない。約半月のブレイクができており、そのぶんシーズンの大詰めに多数の試合をこなさなくてはならなくなっている。

のんびりした3月から一転、アーセナルはシティ戦以降、めまぐるしいスケジュールに追われることになる。シティ戦の3日後にはルートン・タウン戦、そしてその3日後の週末にはブライトンへの遠征。そして次の週に待ち受けるのはCL準々決勝バイエルン・ミュンヘン戦で、その週末には年末に不覚をとったアストン・ヴィラ戦が控える。

さらに4月18日にバイエルン戦の2ndレグがあり、その週末はウルブズのホームへ遠征する。現状のスケジュールでは次は4月27日のトッテナムとのノースロンドンダービーとなり1週間空いているが、延期されたチェルシー戦がここに挟まる可能性が高く、またも週2で試合を行うことになる。
もしドイツ王者を退けてCL準決勝に進んだ場合、5月7日のボーンマス戦に前後してマンチェスター・シティもしくはレアル・マドリードと戦うことになり、2ndレグのあとにはオールド・トラッフォードへの遠征が待ち受けている。ここでようやく、プレミアリーグ最後の試合となるエヴァートン戦を前に1週間の通常のブレイクがとれる。常にミッドウィークに試合が挟まれ、しかも強敵ばかりのこの6週間を、アーセナルは戦い抜かなければならないわけだ。

軽度と見られているとはいえ、DFガブリエウ・マガリャンイス、FWブカヨ・サカといった主力に負傷が出始めているのは懸念材料で、昨季は主力に疲労が蓄積したことも失速の一因だった。しかし、CLなどのカップ戦を勝ち残ったビッグクラブがシーズンの終わりに多忙になるのは仕方のない面があり、アーセナルがヨーロッパの真のトップクラスに戻ったのだと証明するためには乗り越えなければならない壁だといえる。

ここでまた失速するのか、それともこの地獄のスケジュールを戦い抜き、結果を出せるのか。アーセナルの真価がこれから問われることになる。

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