インテルまで負けてイタリア勢がCLで全滅とは…… 「アトレティコに負けるとは本当に考えられなかった」

PK戦の末アトレティコに敗れたインテル photo/Getty Images

昨季は3チームをベスト8に送り込んだが……

今季もチャンピオンズリーグ・ベスト8が出揃ったが、そこにイタリア勢は1チームもいない。昨季はミラン、ナポリ、そしてファイナルまで進んだインテルと、ベスト8に3チームを送り込めていたのだが、今季はゼロである。

中でもショックが大きいのは、現在セリエA首位を独走するインテルの敗退だ。一部ではCLでも優勝を狙えるとの声もあったが、ベスト16でディエゴ・シメオネ率いるアトレティコ・マドリードに捕まった。

ナポリはバルセロナ、ラツィオはバイエルンに敗れ、イタリア勢は全滅だ。この結果に伊『Gazzetta dello Sport』のステファノ・アグレスティ氏はショックが大きすぎると嘆く。
「大きな失望があり、それを否定することは不可能だ。インテルの敗退はショックであり、イタリアサッカー界としても打撃だ。1年前にはヨーロッパのトップ8に3クラブが入っていたが、今年はゼロ。昨季のチャンピオンズリーグ決勝にも出場したイタリア最高のチームであるインテルがアトレティコ・マドリード、このアトレティコ・マドリードに負けるとは本当に考えられなかった」

アトレティコも良いチームではあるが、今季の国内リーグではやや不安定だ。それだけに、インテル勝利を予想していた人も多かっただろう。アウェイでの2ndレグも先制するところまでは順調だっただけに、失望は大きい。

また来季からやり直すことになるが、昨季感じたセリエA復活の予感をもう一度示せるか。

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