リヴァプール戦のキーマンはアルバレス? 怪我人続出の左ウイングでスタメン出場の可能性

リヴァプール戦もスタメン出場なるか photo/Getty Images

CLでは左サイドで起用

首位リヴァプールとの大一番を週末に控えるマンチェスター・シティ。ここからリーグ戦は、アーセナル、アストン・ヴィラという上位陣との戦いが続く。

リーグタイトルの明暗を分ける試合が続くシティ。まずは難攻不落の要塞アンフィールドで勝ち点3をゲットしたい。そんな重要な一戦に挑むシティで注目したいのが左ウイングだ。

そこはジャック・グリーリッシュ、ジェレミー・ドクの定位置ではあるが、グリーリッシュもドクも負傷中だ。ドクは間に合う可能性もあるようだが、復帰後いきなりリヴァプールを相手にするのは至難の業だ。この2人がいない時はマテウス・ヌネスが務めることもあったが、同選手はCLのコペンハーゲン戦で怪我をしたばかりだ。またオスカー・ボブもこのポジションで出場経験があるが、スタートから起用というのは考えづらい。
こんな状況でペップ・グアルディオラは誰を起用するのか。フィル・フォーデンやベルナルド・シウバを起用することもできるが、どちらも本職ではない。さらにフォーデンの右サイドからのカットインのシュートは今のシティの得点パターンでもあり、中盤か右ウイングでのプレイが見たいところだ。

そんななか、7日に行われたCLコペンハーゲン戦で左ウイングを務めたのがフリアン・アルバレスだ。9番、10番のポジションをこなすことができるアルバレスなら左サイドでのプレイも可能かもしれない。左で起用されたコペンハーゲン戦ではゴールも決めており、英『Manchester Evening News』はリヴァプール戦でもスタメンに名を連ねるかもしれないと推測。

アルバレスはドクやグリーリッシュとプレイスタイルは異なるが、アーリング・ハーランドとのコンビネーションも良く、マンチェスター・ユナイテッド戦の2点目のように左に流れてきたフォーデンのコンビネーションも期待できる。さらにリヴァプールの右サイドにはモハメド・サラーやコナー・ブラッドリーがおり、アルバレスの献身的なプレスバックなどの姿勢は守備面でも大きな貢献をもたらす可能性がある。

アルバレスが左サイドでスタメン出場となると、新しいポジションでの挑戦となる。今季10番としての役割でも十分にポテンシャルを発揮できることを証明したが、左サイドでもその才能を発揮できるのか。

勝たなければならない大一番にペップはどのようなスタメンで挑むのだろうか。アルバレスの起用法も含めて目が離せない。

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