キヴィオルはグヴァルディオルよりも上!? ここ5戦で4ゴールに貢献のアーセナルDF評価急上昇

出場機会が増えてきたキヴィオル photo/Getty Images

自信をつけてきたようだ

現在プレミアリーグ3位につけるアーセナル。ここ7戦で31ゴールという爆発的な攻撃力が話題となっており、前半戦でゴールに苦労していたことが嘘のようだ。得失点差「+45」はリーグ最高であり、3強がしのぎを削る最終盤で大きな意味をもつ可能性がある。

そんな好調のチームではMFデクラン・ライスやMFカイ・ハフェルツの活躍がクローズアップされているが、密かに評価を上げているといえるのがDFヤクブ・キヴィオルだ。

オレクサンドル・ジンチェンコ、冨安健洋の負傷離脱によって左SBとして出番をつかんだキヴィオルだが、徐々にフィットし光るパフォーマンスを見せるようになってきた。先日のシェフィールド・ユナイテッド戦でもガブリエウ・マルティネッリのゴールをノールックの折り返しでアシスト。ニューカッスル戦ではゴールも決めており、ここ5戦で4ゴールに絡む活躍だ。
もともとCBタイプのキヴィオルだが、昨今のプレミアではサイドに守備力の高いCBタイプの選手を配置するのがトレンドとなっていて、そんな戦術トレンドにも合致している。左SBでCBタイプの選手というとマンチェスター・シティのヨシュコ・グヴァルディオルが思い出されるが、同選手はケガもあり、リーグ戦1474分の出場で未だ0ゴール0アシスト。一方でキヴィオルは709分の出場で1ゴール3アシストの成績だ。前評判の高かったグヴァルディオルよりもキヴィオルのほうが数字を残しているのは少々意外だ。

より攻撃的なSBであるジンチェンコも今季1ゴール2アシストにとどまっており、キヴィオルの活躍は嬉しい誤算といえる。英『football.london』でも「キヴィオルはここ数週間で成長し、今では必要な自信をもってプレイしている」と称賛されているが、アーセナルでもどちらかといえば地味な存在だったキヴィオルの評価は急上昇しているようだ。

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