南野拓実が獲得したPKが台無しに バログンのPK失敗は今季4度目「キッカーを今後考えることになるだろう」

バログンの爆発に期待 photo/Getty Images

ニース戦では2度のPK失敗

リーグ・アン第23節、モナコはアウェイでRCランスと対戦。3-2の撃ち合いを制して、勝ち点3を手にした。

日本代表MF南野拓実が後半アディショナルタイムに劇的な決勝ゴールを決め、勝利を手にしたモナコ。しかし、後半に南野が獲得したPKをFWフォラリン・バログンが決めていれば試合をもっと楽に終えられたかもしれない。2-2のタイスコアで迎えた82分、バログンがゴール正面に蹴ったPKは横に飛んだGKの足に当たってしまい、モナコは勝ち越しのチャンスを逃してしまった。

バログンは今シーズン4度目のPK失敗。特に、2023年9月に行われたリーグ・アン第6節のニース戦では、バログンの2度のPK失敗が響きモナコは0-1の敗戦。悪い意味で印象に残ってしまっている。
指揮官のアディ・ヒュッター監督は今後バログンをPKキッカーから外すことを検討していることを認めた。欧州メディア『Get French Football News』が伝えている。

「今シーズン、バログンは4回もPKを外している。この責任は私にある。キッカーを今後考えることになるだろう」

昨季、スタッド・ランスでリーグ戦21得点と大爆発したストライカーは、今季ここまでわずか5得点と当初期待されていた活躍とは程遠い。この試合ではバログン“らしさ”を発揮して先制点をマークするなど徐々にチームにフィットしている印象があるものの、度重なるPK失敗に指揮官も我慢の限界のようだ。

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