2度の監督交代など昨季セリエA王者は大混乱 今のナポリを救える指揮官はいるか「誰もあそこには行きたがらない」

一気にパフォーマンスを落としてしまったナポリ photo/Getty Images

現在は9位と苦戦

昨季はルチアーノ・スパレッティの下でスクデットを獲得したナポリだが、今季は現時点で9位と一気に順位を落としてしまった。

DFキム・ミンジェの退団など選手にも動きはあったが、それ以上にフロントの混乱が大きい。昨季限りでスパレッティが退任となり、その後任に就いたリュディ・ガルシアは良い流れを引き継げないまま成績を落としてしまい、昨年11月に解任された。

その後任にはワルテル・マッツァーリを招聘したが、それでも状況は変わらず。我慢できなくなったナポリはマッツァーリのことも解任し、今月19日よりスロバキア代表監督も兼務する55歳のフランチェスコ・カルツォーナを招聘するなどバタバタ状態だ。
この現状に厳しい指摘をしたのは、現在ボローニャを指揮するチアゴ・モッタの代理人を務めるダリオ・カノーヴィ氏だ。今季ボローニャで見事なフットボールを展開するモッタも、ナポリにとっては新指揮官のターゲットかもしれない。だが、カノーヴィ氏は今のナポリに行きたがる指揮官は少数との見方を示す。

「スパレッティのような監督がタイトルを獲得した後になぜ辞任するのか、誰も真剣に考えなかったのか。トップレベルのコーチを見つけるのは難しいだろうね。誰もあそこには行きたがらない。コンテのような監督がナポリに行くこともないと思う。会長の介入は容易に耐えられるものではないからね」

また、スロバキア代表監督と兼任でナポリを指揮するカルツォーナについても、成功するか分からないと懐疑的だ。

「私はカルツォーナを個人的には知っているわけではないから、判断は難しい。ただ、ミラクルでもなければ暫定的な解決策で終わるだろう。彼はナポリのようなチームを運営するのに必要な経験を持った監督ではない」

今節もカリアリと1-1で引き分けていて、なかなか光が見えてこない。スパレッティ退任が決まった頃より難しい新シーズンになるとの予想はあったが、現状はトップ4からも遠い位置での戦いを強いられている。

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