スパーズが獲得したヴェルナーは前田大然と重なる? ポステコグルーが求めた圧倒的な走力「大きな類似点がある」

ポステコグルーはセルティックでも前田を指導していた photo/Getty Images

ヴェルナーのスピードと運動量はスパーズをどう進化させるか

全体的に層が薄くなっているトッテナムは、9日にライプツィヒからFWティモ・ヴェルナーをレンタルで獲得したことを発表した。ヴェルナーはセンターフォワードにも入れるが、自慢のスピードを活かしてワイドな位置でもプレイ出来る。今季はライプツィヒで出番が減少していたが、ドイツ代表でもプレイしてきた確かな実力者だ。

この動きを見て、英『Daily Record』がヴェルナーと重ねたのがセルティックFW前田大然だ。

現在トッテナムを指揮するアンジェ・ポステコグルーは、横浜F・マリノスとセルティックで前田を指導している。前田の武器は圧倒的なスピードにあり、ポステコグルーが指揮したセルティックではワイドな位置に入る機会が多かった。
同メディアはポステコグルーがスピードと豊富な運動量で攻守に走り回ってくれる前田のような選手を好んでいると伝え、今回のヴェルナー獲得プランもその意向に沿ったものだと見ている。

「ヴェルナーは典型的な9番タイプというわけではないが、いつまでも走り続け、その容赦ないプレッシングで相手DFを恐怖に陥れることができる。この動きは、セルティックが2022年1月に横浜F・マリノスから前田大然を獲得したことと大きな類似点があると考えられている。前田はポステコグルーと現監督ブレンダン・ロジャースの両方に影響を与えており、二人とも彼の止まらない走力に驚嘆している」

ポステコグルーがトッテナムの指揮官に就任した際、前田をセルティックから引き抜く案も何度か噂されていた。ヴェルナーは一度チェルシーで苦い思いを経験しているが、ポステコグルーのスタイルにフィットするならば今度こそプレミアの舞台で結果を残せるかもしれない

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