「タックルは芸術だ!」 バイエルンも獲得を諦めない“プレミア最強の潰し屋”

フラムでプレイするパリーニャ photo/Getty Images

フラムで絶大な存在感

ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンは、フラムMFジョアン・パリーニャへの興味を継続しているようだ。昨夏にもパリーニャ獲得に動いていたバイエルンだが、交渉は期限日がギリギリで成立しなかったとされている。英『INDIPENDENT』が報じたところによれば、バイエルンはチェルシーDFトレヴォ・チャロバーとともにパリーニャを引き続き追いかけているという。

ここまでドイツ王者にラブコールを贈られることでもわかるとおり、パリーニャはプレミアリーグでも特異な才能をもった選手だ。タックル成功数「84」はプレミア全選手のなかでトップ。2位のヴィニシウス・ソウザ(シェフィールド・U)が「66」なので、かなりの差をつけていることになる。

「ボールを奪い返すことは彼のゲームの基礎であり、彼が完成させた芸術である。攻撃的な守備的MFであるパリーニャは、雷のようなスライディングタックルでどんな試合の流れも変えることができる」
『the Athletic』ではこのように評されている。バイエルンが今季苦戦しているのは中盤の脆弱さによるところもあり、パリーニャ加入となればドイツ王者はリズムを取り戻す可能性が高い。

「タックルは芸術、ジョアン・パリーニャはマスターだ」。フラムは以前、そんなキャプションをつけてパリーニャのプレイ集を公開したことがある。まさにプレミア最強の潰し屋だが、今冬に彼の移籍はあるのだろうか。


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