CLもいよいよ決勝Tへ GSの戦いから見る今季の《優勝候補No.1》はどこだ

昨季王者シティの連覇はあるか photo/Getty Images

圧倒的な優勝候補は不在か

今季もチャンピオンズリーグ・グループステージ全日程が終了し、16強が出揃った。グループステージの戦いだけで全てを評価することは難しいが、現時点で優勝候補No.1を挙げるならばどこだろうか。

今回英『GIVE ME SPORT』は『CLパワーランキング』を作成しているが、TOP10の顔ぶれは以下の通りだ。

10位:ナポリ
9位:インテル

8位:バルセロナ

7位:ドルトムント

6位:パリ・サンジェルマン

まず6位までだが、昨季ファイナリストであるインテルの評価がやや低い印象だ。今季はレアル・ソシエダに次ぐグループ2位での通過となったが、セリエAで見せている安定感は抜群だ。ただ、同メディアは2位通過になったことからベスト16で強豪と激突する可能性が高いと見ており、2位通過に終わった部分を厳しく評価している。

5位:アトレティコ・マドリード

4位:アーセナル

3位:バイエルン

2位:レアル・マドリード

1位:マンチェスター・シティ

1位には昨季王者マンCが選ばれた。もっとも、圧倒的評価というわけではない。同メディアはFWアーリング・ハーランドの爆発、そしてMFケビン・デ・ブライネの復帰が重要と考えているようで、現段階では国内リーグでも躓きが目立つ。CLでも圧倒的な優勝候補とは言えないか。

2位のレアルはMFジュード・ベリンガムに得点部分を依存しているところがあり、攻撃陣の層には不安がある。4位のアーセナルはCLでの経験不足が気がかりだ。

3位のバイエルンはマンチェスター・ユナイテッドを撃破するなど盤石な戦いを見せているが、国内リーグではフランクフルトに大敗するなど脆さも見せている。

不気味なのはアトレティコか。最大の強みは指揮官ディエゴ・シメオネの経験値で、今季のチームはグループステージで17ゴールを奪うなど攻撃力も高い。短期決戦では相手にしたくないタイプのチームだ。

ここからは組み合わせ抽選の結果にも左右されるが、果たして頂点に輝くのはどのクラブか。

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