ピッチ内外の“ファミリー感”が選手間に強い絆を生み出す インテルが好調なワケ

ラツィオ戦で先制ゴールを奪ったラウタロ・マルティネス photo/Getty Images

友情を築くことができれば

セリエAの開幕戦からここまでわずか1敗。首位を走るインテルの好調の要因はなんなのか。

17日に行われたセリエA第16節で、ラツィオと対戦したインテル。敵地での戦いではあったが、前後半に1点ずつゴールを奪うと、守備面でも最後まで集中力を切らさず、2-0の勝利を収めた。この結果、勝ち点を「41」まで伸ばし、2位ユヴェントスとの差を4ポイントまで広げている。

そして、この試合で違いを見せつけたのがFWラウタロ・マルティネスとFWマルクス・テュラムの2トップ。今季ゴールを量産し、今や欧州屈指のFWコンビとなっている彼らだが、この試合でもお互いにゴールネットを揺らして勝利に貢献した。
試合後、『DAZN』のインタビューに応じたラウタロは、最高の相方となっているテュラムについて次のように語った。

「マルクスはここへやってきたその日から、よく馴染んでいるよ。彼とはよく話すけど、それは重要なことだと思う。ピッチ外で友情を築くことができれば、ピッチ上での物事も楽になるんだよ」

続けて、チーム内の雰囲気に関しても次のように明かしている。

「別に彼(テュラム)についてだけ話しているわけではないよ。チーム全体で友人となっている。我々は家族のようなもので、自分たちで設定した目標を達成するために協力し合うんだ」

さらに、テュラムも『DAZN』で友情や絆がロッカールームでの雰囲気を良くしていると話していた。

「インテルは一緒にトレーニングをしたり、仕事をしたりするのが好きな選手たちが集まったグループだ。僕たちは兄弟のようにお互いを愛し合っているんだよ」

どうやら「ファミリー感」が選手間に強い絆を生み出し、これまで以上にチームが一体となっているようだ。インテルは王座奪還へ向けて、この調子でシーズンを走り抜けることができるのか。

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